
モバイルをはじめとした、企業のインタラクティブマーケティングを後方支援するソリューションカンパニーである株式会社ユニメディア。
2007年2月に業界で初めて成功報酬型のモバイルSEOサービスを開始した、同社のSEO事業の責任者である末田様に、モバイルSEOの基礎から価値あるノウハウまで伺ってきました。
ユニメディア様の事業内容を教えて下さい。
リアル連動モバイルメディアのパイオニアとして、サイトの企画・制作から顧客の来店につながるソリューションまで提供するモバイルソリューション事業、ワンタグアフィリエイトをはじめとしたモバイルアフィリエイトサービスを提供する成果広告事業、PCサイトで1200キーワードのSEO対策実績がありモバイルSEOにもいち早く取組んでいるSEM事業、以上の3つが当社の事業構成となっております。
御社のモバイルSEO対策の特長をお教え下さい。
これまで、PCのSEOサービスを3年間提供してきた中で、1200キーワード超える実績があります。2006年よりモバイルSEOの研究を始めた事で、業界に先駆けて成功報酬型のモバイルSEOサービスを開始できた事は大きな特徴だと思います。
現在では、PCサイトとモバイル勝手サイトの成功報酬型SEOに加え、公式サイトのSEOコンサルティングサービスも手がけており、公式サイト一つで勝手サイトの検索結果でも上位表示させる施策を行っております。
モバイルSEOは、現在では、毎月50件を超えるお見積りを頂いており、平均で10キーワード以上のご注文を頂いております。これは、お客様のサイトを上位に表示させる事はもちろんですが、販売代理店様からオペレーションやサポート力も評価して頂けている結果だと自負しております。
また、2006年からモバイルSEO用の被リンクサイトを作り続けており、現時点で数千の単位でサイトを運営しておりますのでお客様に最適な外部リンクをご提供できる点は大きな強みになっております。
モバイルSEO市場について分かりやすく解説
モバイルSEO市場についてお聞かせください。
通信速度の向上と通信料の定額化に加え、各キャリアがそれぞれ検索エンジンを採用し始めた影響が大きく、一部ではモバイルSEOの市場規模が5億円を超える(超えた?)ような記事を見ましたが、間違いではないという感触を得ています。
PCと違い、モバイル専門のビジネスをされていた企業が、新たに新規参入されるケースが昨年末より目立ち始めました。今まで市場の様子を見ていた、PCでも大手といわれるSEO事業者さんの参入が今夏から活発になり、市場全体が活況となるでしょう。
モバイルSEOのメリットは?
SEO全般に言えることは、第一にサイトへ訪れる見込み顧客数が大幅にアップすることです。特定キーワードでの検索結果上位表示を実現することで、目的が合致した確度の高い潜在顧客を集客できます。次に、サイトへ不特定多数のユーザーが訪れることで、結果的にサービスや企業の認知度・信頼性がアップし、ブランディング効果が期待できることです。最後に、競合他社と差別化ができる点です。競合他社が検索しても表示されないキーワードで上位表示されるようにすれば、競合他社が持っていない集客ルートを確保することができます。また、ユーザーに「広告」と認知されているリスティング広告に比べ、サイト誘導後は成果に結びつきやすいというメリットもあります。
ただ、PCに関しては、SEO事業者の技術力に遜色が無くなってきた事と、Googleユニバーサル検索で、地域名とサービス名で検索した時に地図と登録サイトが表示されるように、SEOだけで集客効果が絶大に増えるといった事が、難しくなってきました。
以上の事より、モバイルSEOは新たなユーザーの獲得という意味でも、競合他社が持っていない集客ルートを確保するという意味でも、十分なメリットが期待できます。
「モバイルSEO」と「PC SEO」との違いは何ですか?
モバイルサイトには、公式サイトと勝手サイトが存在していますが、検索エンジンの公式検索と、一般検索のアルゴリズムが異なるため、公式と勝手を分けてSEOを行う必要があります。
公式と勝手に共通して、以下の2つはとても重要になります。
①キーワードの選定が重要
②IP制限
①については、日本語変換機能を見極める事が大切です。例えば漢字の変換でも「ふりこみ」を変換した場合「振込」→「振り込み」→「振込み」→「振り込」など、数パターンの結果がでます。どれでユーザが変換するかで、アクセス数もかなり変わってきます。
また、『アルバイト』より『バイト』。『人材派遣』より『派遣』のように文字数が少ない方が検索回数が多い傾向にあります。
PCで検索回数が多かったからモバイルでも一緒でしょ、というような固定概念は早々に無くす必要があります
②については、PCからのアクセスを完全にシャットアウトしてしまう事で、検索エンジンのクローラーも弾いてしまい、検索エンジンにインデックスされません、という事が多々あります。その為、各検索エンジンのIPをを開放する必要があります。これも、今までPCでは考えるがありませんでした。
モバイルの場合もYahoo!とGoogleではSEO対策が異なるのでしょうか?
まず、PCはターゲット顧客がGoogleで検索するのか、Yahoo!で検索するのか、検索エンジンを選ぶところから始まりますが、モバイルの場合は検索結果の表示形式がキャリア毎に全く違いますので、ターゲット顧客がどこのキャリアを一番使用しているかという点も検討する必要があります。

最後にアドバイスを一言
最後にモバイルSEOを検討している方へ一言お願いします。
モバイルの検索エンジンの種類はたくさんありますが、はまずは最低限、Yahoo!と、Googleの2つを押さえておく事が大事です。あと重要なポイントとしては、キーワードの選定でも触れましたが、「PCの固定概念は忘れましょう」という事ですね。モバイル特有のノウハウが必要ですので、各SEO事業者さんのお話を細かく聞く事をお勧めします。
末田さん、ご丁寧にお教え頂き、ありがとうございました!
末田 新(スエダ アキラ)
株式会社ユニメディア 常務取締役 SEM事業部長リアル連動モバイルメディア事業を主力とする株式会社ユニメディアにて、 SEM事業を立ち上げる。最新のアルゴリズムを解析する傍ら、営業現場 ではSEOコンサルタントとしても活躍。2007年10月より現職。










